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第13回出版UD研究会
合成音声を利用した読書の可能性
ゲストスピーカー:松井 進(バリアフリー資料リソースセンター副理事長)

まったく目の見えない人が、パソコン画面を読み上げるスクリーン・リーダーなどのソフトウエアを利用することによって、Eメールの送受信やホームページの閲覧など、一般の人と変わりなく操作できることはわりと知られていると思います。
読書する際も、自分でOCR処理をするか、ボランティアのサポートを受けたうえで、データ化したものを合成音声で読み上げていくことが可能ですし、青空文庫やスクリーン・リーダーに対応した電子図書であれば、データ化する手間がかからないので、すぐに読書できます。
また、近年の合成音声技術の進化により、かぎりなく肉声に近い声色とイントネーションで読書を楽しむことも、そう遠い未来の話ではなさそうです。
今回は、自身が合成音声ユーザーである松井進さんをゲストスピーカーにお迎えし、合成音声を利用した読書の世界について、デモンストレーションをまじえながら紹介してもらいます。
これは単に視覚障害者のための読書法というだけではなく、肢体不自由者や学習障害者、高齢者から一般まで、幅広いユーザーが想定されます。
あわせて、電子図書のアクセシビリティの問題や、合成音声技術が電子図書に応用されていくことへの期待について、参加者間で語り合いましょう。

■ゲストスピーカー 
松井 進(まつい・すすむ)
1971年千葉県生まれ。千葉盲学校卒業後、米国オーバーブルック盲学校インターナショナルプログラムへ参加。コンピュータプログラマーとしての訓練を受ける。点字による公務員採用試験を経て千葉県採用。千葉県文書館を経て、現在、千葉県立中央図書館に勤務。NPO法人バリアフリー資料リソースセンター副理事長。
著書として、『二人五脚〜盲導犬クリナムと歩んだ7年の記録』(実業之日本社)のほか、『盲導犬ハンドブック』(文藝春秋)、『盲導犬アンドリューの一日』(ポトス出版)、『見えない目で生きるということ〜視覚障害者の暮らし・接するためのヒント』(明石書店)など多数。

■日時:2006年9月11日(月)18:30〜20:30(受付開始:18:00〜)
■場所:東京しごとセンター 5F 第2セミナー室
63名の方にご参加いただきました。

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