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第8回出版UD研究会
“さわれる本”から“さわる本”をめざして
〜触文化がひらくフリーバリア社会〜
■ゲストスピーカー:広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館・民族文化研究部)

3月9日〜9月26日、大阪の国立民族学博物館において「さわる文字、さわる世界──触文化が創りだすユニバーサル・ミュージアム」という企画展を実施する。「豊かな触生活」をテーマとする本展示では、点字考案以前に世界各地で使われていたさまざまな盲人用文字、さわっておもしろい物(神社の模型やバードカービング)などを集めた。ユニバーサル=だれもが楽しめるとは、具体的には五感の持つ潜在力を切り開くこと。今回は、五感の中でも現代人に軽視されがちな触覚の可能性にこだわった。

従来の出版物は博物館と同様に、基本的には目で味わうものだった。最近は「さわれる絵本」も増えているが、五感の想像力(創造力)を刺激する「さわる本」は存在しない。触文化を今後の出版活動にどう生かしていけるのか、みなさんとともに考えてみたい。さわらぬ神(紙?)に当たりなし!

<ゲストスピーカーのプロフィール>
広瀬 浩二郎(ひろせ・こうじろう)
1967年 東京都生まれ。 筑波大学附属盲学校 高等部卒業。京都大学 文学部(国史学専攻)を経て、同大学院にて文学博士号取得。2001年4月より 国立民族学博物館 民族文化研究部 助手。2002年9月から03年8月まで米国プリンストン大学 客員研究員。著書に『障害者の宗教民俗学』(明石書店 1997年)、『人間解放の福祉論─出口王仁三郎と近代日本』(解放出版社 2001年)、『触る門には福来たる─座頭市流フィールドワーカーが行く!』(岩波書店 2004年)がある。

■日時:2006年4月21日(金)18:30〜20:30(受付開始:18:00〜)
■場所:東京しごとセンター 地下2階 講堂
65名の方にご参加いただきました。
どうもありがとうございました。

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